エレクトリアコードを始めたばかりだと、どの装備を集めてどの順番で育成していくべきか、迷ってしまう方が多いです。特に序盤は資源も限られているため、やみくもにガチャや強化を進めるより、長く使えるおすすめの装備を見極めておくことが大切になります。
本作では、射撃主体のアセンと近接主体のアセンで必要なステータスやスキルの方向性が大きく変わります。射撃ならリロードや命中精度、近接なら射程や踏み込み性能といった要素を重視しながら、どの部位にどの役割を持たせるかを設計していくことが、最強クラスを目指すうえでの土台になります。
この記事では、エレクトリアコードの装備選びに悩む方に向けて、序盤から意識したい育成方針や、アセンの軸になりやすいおすすめ装備、スキルとの相性まで整理して解説していきます。まずは自分が目指したいプレイスタイルをイメージしながら、どの装備を優先して育てるかを一緒に整理していきましょう。
- 序盤に優先して揃えたいおすすめ装備の方向性が分かる
- 育成とスキル構成を踏まえた装備選択の考え方が分かる
- 射撃型・近接型それぞれに合う装備とアセン例が分かる
- プレミアムチケットや入手難度別の装備の価値が整理できる
エレクトリアコードのおすすめ装備と基本方針
- 序盤に揃えたいコスパ装備
- 育成と装備強化の優先度
- 射撃型と相性の良い装備
- 近接型に噛み合う装備選び
- プレミアムチケット装備の考え方
序盤に揃えたいコスパ装備
序盤は所持金もスフィアも限られているため、短命な装備を次々乗り換えるより、長く使い回せる高コスパな装備へ集中投資した方が効率が良くなります。特に頭部・脚部・リア・バックパックの一部は、早い段階で入手できるにもかかわらず、中盤以降のアリーナや高難度にもそのまま持ち込める性能を持っています。
その代表例がキャットイヤー、妖のぽっくり、フォックステイル、フェアリーウィングといった装備です。これらはどれも「軽い」「速度とENを確保できる」「射撃や近接、防御補正が破綻していない」という共通点があり、アセン構成を問わず採用しやすいのが特徴です。
序盤の定番コスパ装備まとめ
| 部位 | 装備名 | 役割のイメージ |
|---|---|---|
| 頭部 | キャットイヤー | 万能型。速度・EN・攻撃補正をまとめて確保 |
| 脚部 | 妖のぽっくり | 序盤脚部のほぼ上位互換。汎用性の高い足 |
| リア | フォックステイル | 高速アセンの核となる推力+EN供給 |
| 背中 | フェアリーウィング | 射撃特化の紙装甲ブースター |
キャットイヤー:序盤~中盤を支える優秀ヘッド
キャットイヤーは、頭部装備の中でも特にバランスに優れた1品です。軽量であるにもかかわらず、速度、EN、射撃、近接、防御の全てにプラス補正が入り、序盤どころか中盤以降でも十分通用します。
頭部はどのアセンでも必ず1つしか装備できない部位なので、ここで汎用性の高い装備を選んでおくと、その後の組み替えが非常に楽になります。序盤高速射撃系のアセンだけでなく、高速近接型やハイブリッド構成でも違和感なく採用できるため、「迷ったらキャットイヤー」を基準にしておくと構築がスムーズです。
妖のぽっくり:脚部の早期ゴール候補
妖のぽっくりは、序盤に入手できる脚部の中でも、HP・速度・EN・攻撃補正のバランスが突出しています。重量も軽く、速度の数値も高いため、低レア脚部からの実質的な上位互換として扱えます。
脚部は移動速度とジャンプ性能に大きく影響し、回避率や射撃・近接の追い付きやすさを左右します。妖のぽっくりは、軽量高速アセンからやや重めの射撃機まで幅広く採用できるため、序盤の脚部選びに迷った場合は最優先候補になります。後にブライトシューズなども出てきますが、アリーナ攻略レベルなら妖のぽっくりのまま完走する例も多く、強化しておいて損のない装備です。
フォックステイル:高速アセンの心臓部
フォックステイルは、リアパーツとして破格の速度・EN補正を持っています。重量に対して得られる推力とENの伸びが非常に大きく、序盤~中盤の高速アセンを組むうえで「この装備があるかどうか」で動きのキレが変わります。
一方で、防御補正がほぼ無くHPも控えめなため、紙装甲になりやすい点には注意が必要です。頭部や胴体、背中でHPや防御を補う、あるいは防御育成をある程度進めておくなど、「フォックステイルを採用するなら耐久をどこで支えるか」を最初から意識しておくと安定しやすくなります。
フェアリーウィング:射撃特化向けバックパック
フェアリーウィングは、背中装備として高い速度とEN補正に加え、射撃補正が非常に高いのが特徴です。HPと防御補正は控えめで、やはり紙装甲寄りですが、その分だけ火力と機動力を同時に伸ばせます。
射撃型アセンで「右手の主砲を最大限に活かしたい」「中距離で一方的に撃ちたい」という方針なら、フェアリーウィングを採用すると総合火力が目に見えて上がります。近接特化機や重装タンクよりも、高速射撃型との相性が特に良く、序盤高速射撃のススメで紹介されるような構成とも噛み合います。
右手武器:リロード付きEN武器を軸に
序盤の右手主砲としては、星2レーザーライフル、星4レーザーライフル、ハイレーザーライフルといったリロード付きのEN武器が扱いやすい選択肢です。これらは共通して「軽い」「弾速が速い」「リロード時間が短い」ため、序盤アリーナの敵にも当てやすく、弾切れによるタイムアップ負けも起こりにくくなります。
レーザーライフル系は単発火力こそ控えめなものの、クイックドローやセカンドショットと組み合わせることで連射性能を引き上げられます。これにより、「当たれば削れる」ではなく「一度引っ掛ければ、その後の連射でまとめて削る」という戦い方が可能になります。
序盤の装備方針としては、こうした汎用性の高い装備を優先して強化し、その後プレイスタイルや目指すアセンに合わせて細部のパーツを入れ替えていく流れがスムーズです。「序盤で買ったのに、最終的にも残っている」装備を意識的に選ぶことで、育成リソースの無駄を大きく減らせます。
育成と装備強化の優先度
エレクトリアコードでは、ステータスとAIを伸ばす育成と、装備そのものの強化が並行して進みます。どちらも戦力に直結しますが、優先度の付け方をある程度整理しておくと、限られたプレイ時間やリソースをより効率的に使えます。
ステータス育成の軸:何から上げるか
育成で伸ばせる主なステータスは、射撃・近接・防御・機動・戦術の5つです。このうち、アリーナ攻略とスキル取得の両面で軸となるのが「戦術」「射撃」「近接」「防御」の4種類になります。
- 戦術:スキルコスト上限とスキルのクールタイム短縮に関わる
- 射撃:射撃攻撃力と、射撃に関する判断行動の精度に関わる
- 近接:近接攻撃力と、近接行動の判断精度に関わる
- 防御:HPと防御力、ガードやリアクティブシールドの硬さに関わる
戦術を優先して育成すると、スキルコストの上限が増え、回避系スキル、リロード系スキル、覚醒、さらには広域回避といった高コストスキルを同時に積みやすくなります。スキルの構成はアセンの「性格」とも言える部分なので、戦術育成を疎かにすると、装備は強いのにスキルが貧弱で本来の力を出せない状況が起こりがちです。
射撃と近接は、採用しているアセンの主軸に応じて優先度を切り替えるのが基本です。射撃アセンであれば射撃育成を進めておくことで、マシンガンやレーザー、グレネードキャノンなどがガードを貫通しやすいダメージ帯に乗りやすくなります。近接アセンの場合は近接育成を進めることで、ドリルや一閃、槍などが当たったときのダメージが大きく伸び、短期決戦能力が上がります。
防御育成は、HPと防御力を同時に底上げします。全回避を前提としたアセンは現実的ではないため、ある程度の被弾を想定した上で「一撃で沈まないライン」を作ることが安定攻略の鍵になります。リアクティブシールドやガードの耐久も防御育成で向上するため、特に高難度アリーナや長期戦を意識するなら、防御に全く振らないという選択はリスクが高くなります。
ステータスごとの簡易目安
射撃・近接・防御・戦術の優先度は、ざっくりと次のように整理できます。
| アセンタイプ | 戦術 | 射撃 | 近接 | 防御 |
|---|---|---|---|---|
| 純射撃型 | 高 | 最優先 | 低~中 | 中 |
| 純近接型 | 高 | 低~中 | 最優先 | 中~高 |
| ハイブリッド | 高 | 高 | 高 | 中 |
| タンク型 | 中 | 高 | 低 | 最優先 |
どのタイプでも戦術はある程度優先したい項目であり、そのうえで主軸の攻撃ステータスと防御をバランス良く育成していくイメージになります。
装備強化の優先度:武器から見る
装備強化は、武器と防具で見るポイントが異なります。武器の場合、まず意識したいのは「当てやすさ」に直結する項目です。
- 近接武器:射程、誘導、発生の体感に影響する部分
- 射撃武器:射程、弾速、弾数、リロード
近接武器は、威力だけを先に伸ばしても攻撃が当たらなければ意味がありません。射程を先に伸ばしておくと、相手の近接と振り合ったときに先に届きやすくなり、「同時に振ったのに負ける」というシーンが減っていきます。そのうえで余った強化ポイントを威力に振ると、当たったときの火力もついてきます。
射撃武器についても、まずは射程と弾速、弾数を見直すと扱いやすさが変わります。射程が足りないと距離指定AIと噛み合わず、弾速が遅いと高速機への命中率が落ちます。弾数が少ない武器は、追加弾倉やリロードUPなどのスキルと合わせて総弾数を底上げしておくと、アリーナ1戦を通して弾切れしにくくなります。
防具強化とEN・重量バランス
防具系装備(頭部・胴体・リア・脚部・背中)は、HPと射撃・近接・防御補正に強化ポイントを振っていくのが基本です。ただし、全体のENと重量バランスに注意しないと、せっかく耐久が上がっても動けないアセンになってしまいます。
超改修で得られる数レベル分の余りポイントは、防御よりもHPに振った方が体感しやすいケースが多く見られます。防御は一定値を超えるとダメージ軽減効率が徐々に落ちていくため、「あと数レベルだけ」という強化なら、HPを伸ばして被弾回数そのものを増やす方が、実戦での余裕につながりやすくなります。
育成と装備強化は、「スキル枠を広げる戦術」「火力を伸ばす射撃・近接」「耐久を支える防御」という3軸を常に意識しながら、アセン全体の役割に合わせて配分していくと整理しやすくなります。どこか1つに極端に偏ると、アリーナの特定階層で急に詰まりやすくなるため、詰まったタイミングでどの軸が不足しているかを確認して微調整していく流れが現実的です。
射撃型と相性の良い装備
射撃を主軸に戦うアセンでは、右手・左手・サブ・リア・バックパックのどの部位も火力と継戦能力に影響します。中距離で安定して撃ち続ける高速射撃型から、重装タンクで一斉射撃を叩き込むタイプまで方向性はさまざまですが、どの構成でも共通して大事になるのが「リロード付きの主砲」「射線を増やす補助武装」「ENと速度を確保する防具」の3要素です。
右手・左手の射撃装備
右手装備は、アセンの火力と戦法を決める最重要パーツです。序盤の定番は星2レーザーライフルで、ここから星4レーザーライフルやハイレーザーライフルへ乗り換え、最終的にはマルチレーザーライフルやBプラズマライフルといった高性能武器にたどり着く流れが一般的です。
レーザーライフル系は、軽量・高弾速・短リロードと、扱いやすさに直結する要素が揃っています。1発あたりの威力は控えめですが、クイックドローやセカンドショットを組み合わせることで、短時間に複数発を叩き込めるようになり、実効DPSは大きく伸びます。序盤高速射撃のススメで紹介されるような「一本主砲+高機動」の構成とも特に相性が良い武器群です。
マルチレーザーライフルは、通常の単発レーザーと、近距離で火力を出せる圧縮レーザー(ENショットガン)を切り替えられるため、中距離戦と接近戦の両方に対応しやすくなります。これ一本で「削り」と「押し切り」を使い分けられるため、サブや左手を防御や補助に回しやすくなる点も大きな強みです。
Bプラズマライフルは、EN負荷と重量がやや重くなる代わりに、1発あたりのダメージが高く、クイックドローを必須としない設計になっています。高威力の多段弾をゆったり撃つスタイルなので、弾数管理と位置取りが噛み合うと、アリーナ中盤以降でも主砲として頼りになる選択肢です。
左手装備は、追加火力を取るか、防御を取るかで役割が大きく変わります。ラッシュシールドのようなレーザー付き盾は、左手で追加のレーザーを撃てるうえにシールドとしての耐久も確保できるため、「攻撃しながら被弾を減らす」動きと噛み合います。主砲1本で火力は足りていると判断した場合は、小型ビームシールドのような最軽量の盾を採用し、右手とバックパックに火力を集中させる構成も有効です。
射撃型では、右手の主砲と左手の役割分担を明確にしておくと、AIの行動が安定しやすくなります。例えば「右手は中距離の主砲、左手は近距離の迎撃・防御」といった形で、距離や状況ごとにどの装備を使わせたいかをイメージして構成すると、アリーナでの動きが整ってきます。
防具・サブ・バックパックの組み合わせ
射撃型の防具選びでは、まずENと速度を確保することが第一です。そのうえで、射撃補正や防御補正で火力と耐久を補っていく形になります。
ヘッドパーツでは、キャットイヤー、メタルフォックス、クラーケンクラウンといった装備が射撃型と相性の良い候補となります。キャットイヤーは汎用型としてどの構成にも載せやすく、メタルフォックスはユニコーンヘッド系のENマイナスを解消しつつ射撃寄りの補正を得られます。クラーケンクラウンは水中適性と高い総合補正を持ち、ステージを選ばず安定して採用しやすい万能ヘッドです。
胴体や脚部は、HPとEN、速度のバランスを見ながら選びます。高機動射撃型なら、軽量で速度の高い衣装とシューズ系を組み合わせ、防御補正はサブやバックパックで補うアプローチもあります。一方、重装寄りの射撃タンクを目指す場合は、防御補正とHPを優先し、速度についてはスキルの加速システムやバックパックで最低限を確保する方向性も考えられます。
サブ枠は、射撃型にとって非常に悩ましい枠です。候補となるのは、主に次のような装備です。
- グラヴィコンユニット:重量20%軽減で、重い武装を積んだまま機動力を維持しやすくする
- 出力強化ユニット:速度補正を大きく伸ばす純粋な機動力強化装備
- フィールドジェネレーター:ENと防御補正をほどよく伸ばす、コスパの良い補助装備
- オールエクステンダー/ランチャーエクステンダー/ガードエクステンダー:余った枠に補正値を足すエクステンダー系
グラヴィコンユニットと出力強化ユニットはEN負荷が非常に大きいため、それらを採用するならフィールドジェネレーターなどでENを補うか、他部位のENマイナスを抑えた構成にしておく必要があります。サブ枠で射撃武器を追加する場合は、マルチシューターなど軽めのENショットガンを選び、主砲との役割がかぶりすぎないようにする調整も大切です。
バックパックは、射撃アセンの火力と戦法を決めるもう一つの柱です。ヴァリュアヴルポッド改、アドヴァンスドシェル、ツインヘッド、マルチエネルギーキャノンといった装備は、それぞれ異なる方向性で射撃アセンの中核を担います。
ヴァリュアヴルポッド改は、ビームスプレーとメガランチャーMk.2を同時に搭載し、引き撃ち型アセンで安定したダメージを出しやすい構成になっています。ビームスプレーで削りつつ、メガランチャーで高威力の照射を差し込むスタイルは、ガン逃げ判定勝ち照射散弾のようなアセンと特に相性が良くなります。
アドヴァンスドシェルは、フォトンミサイルと大出力スキルを内蔵し、アクロバティックアプローチからの再回避による長時間無敵を活用した立ち回りが特徴です。高機動ODマシンガンやドリルミサイル突撃のような近距離寄りの射撃・格闘ハイブリッドとも噛み合い、攻撃と回避の両立を図りたい場合の有力候補になります。
ツインヘッドは、弾速の速いプラズマカノンを4連射する高火力バックパックです。弾速が非常に速いため、中距離~やや遠距離からでも命中を狙いやすく、単体でもアリーナ攻略における主力火器として機能します。射撃周回アセンのように、短時間で敵を倒していきたい場面でも力を発揮します。
マルチエネルギーキャノンは、装備本体のステータスこそ控えめですが、武器の性能が非常に高く、対装甲弾スキルによりフラット速度150未満の敵に対して凶悪なダメージを与えられます。レンジブレイクやリアクティブシールドの影響を受けにくく、アリーナの多くの敵に対して「撃っているだけで削れる」ほどの性能を発揮するため、攻略重視マルチエネルギーキャノン垂れ流しアセンのような構成の中心的存在となります。装備の数値やスキル挙動はアップデートによって調整されることがあり、最新の仕様は開発元の公式サイトで案内されています。
射撃型アセンを組む際は、「右手の主砲」「サブやエクステンダー」「バックパック火器」の3本柱が互いにどう補完し合うかを意識すると、方向性が定まりやすくなります。中距離でじわじわ削るのか、短時間で一斉射撃して決着をつけるのか、あるいは高機動で翻弄しながら安全圏から撃ち続けるのか、戦い方のイメージを先に決め、そのイメージに合った装備を選び取っていくのが組み方の近道です。
近接型に噛み合う装備選び
近接アセンは、射撃主体のアセンと比べてリスクとリターンが極端になりやすいタイプです。攻撃が届いた瞬間の爆発力は非常に高い一方で、間合いに入れなければほとんど何もできません。そのため、単に攻撃力が高い装備を選ぶのではなく、射程・発生速度・誘導性能・機動力・防御性能など、複数の要素をセットで見ていくことが重要になります。
特にエレクトリアコードでは、近接攻撃の「振り始めの速さ」と「リーチの長さ」が、そのまま差し合いの勝敗につながります。フォトンブレイドのような高性能剣を軸にするのか、ギガンティックバイスのようなドリル系で突撃するのか、あるいは鞭やダブルセイバーのような判定の広さを活かすのかによって、要求されるステータスや防具の方向性も変わってきます。
右手・サブ枠には、フォトンブレイドや忍者刀、各種ドリル、パイルバンカー系など、近接アセン向けの武器が多数存在します。ここでは、近接型で特に採用頻度の高い装備の特徴を整理します。
フォトンブレイドは、サブ枠で装備できる剣として最上位クラスの性能を持っています。振りの速さと射程のバランスが非常に良く、近接武器の中でもトップクラスの安定感があります。負荷も極端に重くはなく、HP補正もそこそこあるため、サブ枠をフォトンブレイドに割いてもアセン全体が破綻しにくい点も評価されています。剣士アセンであれば、フォトンブレイド一本を軸に射程強化・威力強化を進めるだけで、序盤から終盤まで通用するポテンシャルがあります。
忍者刀は、一閃系の中でも発生速度が非常に速い武器です。素の射程は短めですが、強化である程度伸ばせるため、最終的には差し合いにも持ち込めるリーチになります。単独で振り回すよりも、射撃で相手を固めてからの追撃として使う構成と相性が良く、近接参照射撃オールラウンダーのようなハイブリッド型で本領を発揮します。フォトンブレイドより軽い負荷で、サブ枠を圧迫しにくい点もメリットです。
ギガンティックバイスは、ドリル系の最上位に位置する近接兵器です。突進距離と速度が非常に高く、攻撃範囲の塊がそのまま相手に向かっていくイメージの武装になっています。ジオクラッシャーからの純粋強化版といえる性能で、威力・射程・速度いずれも高水準です。ドリルミサイル突撃のように、ミサイルやビットで行動を縛ってからドリルで突っ込むアセンと組み合わせると、単純な火力以上の「試合を決める一撃」として機能しやすくなります。
左手側では、レーザーブレードやクロービットL、シザーシールド、フィンガービット、パルスシールドなど、近接アセンと相性の良い装備が揃っています。レーザーブレードは、一閃系の中でも発生速度が非常に速く、左手枠ながら一線級の近接性能を持つ武器です。右手にドリルやパイルバンカーなどを持たせ、左手レーザーブレードで刺し合いを制する構成もよく見られます。
シザーシールドは、スタンと引き寄せ効果を持つアンカーショットを搭載した重盾です。アンカーが命中すると相手をスタンさせつつ引き寄せられるため、自分から近接のチャンスを作り出すことができます。近接ガチタン向きの装備で、射撃ガチタンでもスタンの強さを活かした運用が可能です。
フィンガービットは、分離ビットと自衛射撃を兼ね備えた左手装備です。近接アセンはどうしても引き撃ちや高飛びへの対応が課題になりがちですが、フィンガービットを採用することで、相手の行動に制限をかけつつ接近戦に持ち込みやすくなります。ステータス補正も盛れるため、タンク寄りの近接アセンだけでなく、やや軽量寄りの構成にも採用しやすい装備です。
防具面では、エビルホーン・デモンテイル・エビルウィングといった近接特化の軽量装備や、ドラグーンシリーズのような中量級装備が有力候補です。これらは近接補正が高く、HPや防御も一定以上確保できるため、フラット戦やアリーナ高難度帯でも腐りにくい構成になっています。脚部は妖のぽっくりやナイトグリーブのように、速度と近接補正を両立できるものを優先すると、接近性能と差し合いの強さを同時に底上げできます。
バックパックには、ツインブレイカーや手裏剣、タイラントエクステンションIIなど、格闘向けの装備が揃っています。ツインブレイカーは、突進型の照射近接を内蔵したバックパックで、射撃格闘スキルによって射撃寄りアセンでもダメージソースとして扱いやすい装備です。手裏剣はデコイ付きの投擲武器を搭載しており、近接機が苦手とする引き撃ち相手への牽制や、敵ミサイル・ビットの弾除けに役立ちます。
タイラントエクステンションIIは、重装向けの高性能ミサイル・レーザー兵装で、重装格闘と組み合わせたハイブリッド運用が可能です。バックパック側で射撃火力と防御補正を確保し、右手・サブで近接を握る形にすれば、相手やステージに応じて射撃寄りにも近接寄りにも寄せられる柔軟なアセンを組みやすくなります。
近接育成アセン使い分けアリーナ攻略で整理されているように、3段・ドリル・一閃・槍・鞭・ダブルセイバーといった近接攻撃は、それぞれ得意な展開が異なります。例えば、3段や鞭は差し合いと回り込みに強く、ドリルやバーストランス系は突進からのワンチャンス、ダブルセイバーは多段ヒットで防御を削り切る展開に向いています。格上相手とのフラット戦や高難度アリーナを意識するなら、特定の近接タイプだけを使い続けるのではなく、相手のアセンやステージ構造に応じて構成を切り替えられるように、複数の近接武器と防具候補を事前に揃えておくと立ち回りの幅が広がります。
プレミアムチケット装備の考え方
プレミアムチケットは入手手段が限られており、回収スピードも速くはないため、エレクトリアコードの装備システムの中でも特に「失敗したくないリソース」として扱われています。交換先を決める際は、単純な性能の高さだけで選んでしまうと、後からギフトボックスや裏コイン装備で似た性能のものを入手し、結果としてチケットを無駄にしてしまうことがあります。
基本的な考え方としては、次の2点を軸にすると整理しやすくなります。
- チケットでしか事実上代替しづらい装備かどうか
- その装備が持つ追加効果や役割が、他の入手経路でカバーしにくいかどうか
プレミアムチケット交換品の中でも、よく名前が挙がるのがフィンガービットLやクイックビットです。どちらもビット系兵装ですが、役割が少し違います。
フィンガービットLは、分離ビットと自衛射撃を高いレベルで両立しており、左手枠でステータス補正も盛れる装備です。分離状態では引き撃ちへの圧力になり、射撃モードでは自衛と削りの両方を担います。タンク寄りアセンでの前線維持から、やや軽装寄りの引き撃ち寄り構成まで、幅広く採用される汎用性が特徴です。
クイックビットは、展開硬直が短く弾速にも優れたビット兵器です。デコイに吸われても残り弾を相手に撃ってくれる仕様のため、ビットの弱点になりやすいデコイ対策もある程度兼ね備えています。射撃アセンはもちろん、一生起き攻めビットやガチタンクOD一斉射撃、ガチタンダブルシールド照射型など、ビットと照射を組み合わせたアセンの中核になり得る装備です。
一方で、ブライトシューズやフォックスシューター、フローティングビットなどは、ギフトボックスキャンペーンやギフトキャンペーン011でほぼ同等性能の装備を入手できるため、チケット交換の優先度は下がります。ハードアーマーのように、ギフト品で完全上位互換が登場し、チケットで交換する意味が薄くなった装備も存在します。このような例を踏まえると、「今チケットでしか実質手に入らないか」「近い将来ギフトで代替されそうか」という視点を持っておくことが、長期的なリソース管理のうえで役立ちます。
また、裏アリーナ装備はプレミアムチケットでも交換可能ですが、エクストラアリーナのクリア報酬として裏コインを集めることで、正攻法で入手できる設計になっています。そのため、裏アリーナ装備をチケットで交換するのは、基本的には推奨されません。裏コインで自然に揃えられる装備にチケットを使うよりも、他の手段では入手しにくいビット兵器や独自効果付きの装備に投資した方が、効率面でも満足度の面でも得やすくなります。
プレイスタイルごとの優先度イメージは、次のように整理できます。
| プレイスタイル | 優先したいチケット装備例 |
|---|---|
| 高速射撃・引き撃ち | クイックビット、フィンガービットL |
| ガチタンク一斉射撃 | フィンガービットL、シザーシールド系 |
| 近接参照射撃オールラウンダー | フォトンブレイド、レーザーブレード系 |
| ビット・自律兵器主体 | クイックビット、フィンガービットL、連動ミサイル系など |
高速射撃・引き撃ち型は、距離を取りながら継続的に削っていく戦術が中心になるため、クイックビットのような「展開が速く、デコイにも強いビット兵装」が非常に噛み合います。ガチタンク一斉射撃では、耐久を確保したうえでビットと照射を組み合わせた面制圧が主軸になるため、フィンガービットLやシザーシールド系のような「防御と制圧力を一度に上げられる装備」が優先されやすくなります。
近接参照射撃オールラウンダー型は、近接参照武器と近接育成を軸にしつつ、射撃もある程度こなす構成です。この場合、フォトンブレイドやレーザーブレード系のように、近接性能が高く射程強化や威力強化が効きやすい武器がチケット候補に入ってきます。ビット・自律兵器主体のアセンでは、クイックビットやフィンガービットL、連動ミサイル系を軸に「敵の行動を制限しながらダメージを積み重ねる」ことが戦法の中心になるため、やはりビット系への投資が有力です。
なお、ゲームの基本的な仕様やアップデート情報は開発元の公式サイトで公開されており、今後のギフトキャンペーンや装備の追加状況を確認してからチケットの使い道を検討するのも一つの方法です。公式の更新方針やイベント予定を把握しておくことで、「今すぐ交換すべきか」「次のキャンペーンまで様子を見るべきか」の判断材料を増やせます。
プレミアムチケットは、あくまで自分のアセン構想を後押しするためのリソースです。ランキング上位の構成や他プレイヤーの評価だけに縛られず、「自分が今後も長く遊びたい型に本当に噛み合うか」という軸で交換先を選ぶと、長期的に見ても満足度の高い投資になりやすくなります。
エレクトリアコード おすすめ装備構成例
- アセン全体で見る装備バランス
- スキル連動で光る装備例
- 最強候補になり得る装備群
- エレクトリアコード おすすめ 装備比較
- エレクトリアコード おすすめ 装備のまとめ
アセン全体で見る装備バランス
エレクトリアコードのアセン構築では、個々のおすすめ装備を単体で見比べるだけでは、実戦で安定して勝ち続ける構成にはたどり着きません。右手・左手・サブ・頭部・衣装・リア・脚部・バックパックといったすべての部位を、それぞれ「攻撃担当」「防御担当」「機動力担当」「EN担当」「スキル枠担当」といった役割で捉え、アセン全体のバランスを組み立てていく視点が欠かせません。
特に意識したいのは、以下のような観点です。
- ダメージソースがどの部位に集中しているか
- どの部位に防御性能を任せているか
- 機動力とEN維持をどこで確保するか
- スキルのコスト上限をどこまで想定しているか
アセン考察で紹介されている多くの構成例を見ると、それぞれがこうした役割を明確に分担したうえで、全体のバランスを整えています。
序盤高速射撃のススメ:中距離維持で被弾を抑えつつ、軽量レーザーライフル一本で削り切る長期戦型
ガチタンクOD一斉射撃:重装甲と高火力バックパックを組み合わせ、オーバードライブや一斉射撃で瞬間火力を叩き込む型
近接参照射撃オールラウンダー:近接参照の射撃武器と近接武器を組み合わせ、どの距離でも戦える万能型
高誘導兵器アクロ大出力:高誘導兵器とアクロバティックアプローチ+大出力スキルを組み合わせた、回避重視の長期戦型
これらのアセンに共通しているのは、「どの部位が主なダメージ源か」「どの部位で防御ラインを支えるか」「どの部位で機動力とENを確保するか」が明確になっている点です。例えば、高速射撃型では右手のレーザーライフルとバックパックの火力を主役に据え、頭部・リア・脚部で速度とEN回復を優先しつつ、左手とサブには軽量盾やエクステンダーを採用して総重量を抑える、といった設計がよく見られます。
一方で、ガチタンク系の構成では、衣装・脚部・バックパック・左手盾に耐久を集中させ、HPと防御補正を最大限まで高めたうえで、右手・サブ・ビット・バックパック火器に火力を集約します。速度はあえて割り切り、その分防御育成や防御スキルにコストを割り振ることで、長期戦でも崩れにくい構成に仕上げていく形が代表的です。
アセン全体のバランスを掴みやすくするために、役割と担当部位を簡単に整理すると、次のようなイメージになります。
| 役割 | 主な担当部位の例 | 調整のポイント例 |
|---|---|---|
| 主なダメージソース | 右手武器・バックパック火器・一部サブ | 威力だけでなく射程・リロード・弾数・追尾性能を確認 |
| 防御・耐久の要 | 衣装・脚部・左手盾・一部リア | HPと防御補正、ガード性能、重量増加とのトレードオフ |
| 機動力・位置取り | 脚部・リア・軽量頭部 | 最高速度・ブースト効率・旋回性能とEN消費のバランス |
| EN管理・スキル枠サポート | 頭部・リア・サブ・一部バックパック | EN上限・EN回復・戦術関連補正とスキルコスト上限 |
高速射撃型では、この表の「主なダメージソース」に右手レーザーライフルとバックパック火器を、「機動力・位置取り」に脚部とリア、「EN管理」に頭部とサブを割り当てるようなイメージで組み立てていきます。近接型であれば、近接武器に近接参照射撃を組み合わせてダメージソースを分散し、同時に防御と機動力をどこまで確保するかを調整していく形になります。
また、アセン全体を設計する際には、単純な「ステータス合計の高さ」よりも、「その構成で想定しているゲームプランをどれだけ遂行しやすいか」が重視されます。例えば、
- 一斉射撃で短時間に勝負を決める構成なら、一撃火力と瞬間的な防御を優先し、継戦能力はある程度犠牲にする
- 引き撃ちで判定勝ちを狙う構成なら、安定した回避とEN管理、弾数とリロード管理を重視し、単発火力は控えめでも問題ない
といったように、アセンのコンセプトに合わせて必要な役割を逆算していくと、候補装備の比較基準が明確になっていきます。
このように、アセン全体で「何を盛りたいか」「どこに負担をかけるか」を先に決めてから装備候補を絞り込むことで、単体のおすすめ装備がどのポジションにフィットするのかが把握しやすくなります。射撃・近接・防御・機動・戦術のどれを軸に据えるのかを最初に決め、それに合わせて装備とスキルを組み合わせていくことが、装備バランスを整える近道と言えます。
スキル連動で光る装備例
エレクトリアコードの装備は、単体性能だけで評価してしまいがちですが、実際のアリーナや高難度コンテンツでは、スキル構成との噛み合わせによって評価が大きく変わるケースが少なくありません。特定のリア装備やバックパック、ビット兵器は、対応するスキルと組み合わせることで初めて真価を発揮することも多く、装備とスキルをセットで考えることが安定攻略につながります。
代表的な例として挙げられるのが、チェインシューターと右手射撃武器の連携です。チェインシューターは右手武器と連動して自動射撃するリア装備で、見た目上はリロード表示があるものの、挙動としては右手射撃と完全同期する特性を持っています。そのため、ヘビィバズーカやマシンガン系、連射性の高いビーム兵器と組み合わせることで、1回のトリガー入力で複数本の射線を同時に生成でき、ダウンの取りやすさや削り性能が大きく向上します。ここに連動強化スキルを加えれば、チェインシューター側の弾幕密度が高まり、対高速機や対回避特化アセンに対しても命中機会を増やせます。
連動ミサイルも、スキルとのシナジーが非常に強い装備です。ミサイル系装備やロケットランチャー、オメガビットなどと連動させることで、ワンアクションで発射される弾数を大幅に増やすことができます。連動強化や各種ミサイル関連スキルと組み合わせていくと、〇野サーカス連動ミサイルカーニバルや超高火力ダブルトリガーハッピーのようなミサイル主体アセンが成立し、ステージ端から端まで相手を追い続ける弾幕戦を展開しやすくなります。
防御寄りの連携としては、アドヴァンスドシェルの大出力スキルとアクロバティックアプローチの組み合わせがよく知られています。アクロ発動中の無敵時間を活かしつつ、再回避モーションを絡めることで、比較的長い時間無敵状態を維持しながらフォトンミサイルや大出力攻撃を通す動きが可能です。ここに回避重視や弾幕回避、ブースト管理といったスキルを足していくと、高速で立ち回りながら安全にミサイルをばらまくスタイルが安定して機能するようになります。
マルチエネルギーキャノンは、対装甲弾スキルと極めて相性が良いバックパックです。アリーナに登場する多くのNPCはフラット速度150未満の構成が多く、対装甲弾の追加ダメージがしっかり乗りやすい環境になっています。対装甲弾の強化によって照射時間あたりのダメージ密度が大きく上がるため、相手のブースト切れや隙を見逃さずに照射を通せれば、一気に耐久を削り取ることができます。さらに、レンジブレイクや広域回避などで照射武器への対策を事前に使わせるよう、他の射撃や近接でスキルを吐かせてからマルチエネルギーキャノンを通す、という立ち回りも有効です。
近接側でも、スキル連動の考え方は同様です。オーバードライブやスーパーアーマー系スキル、クロスカウンター、スラッシュエッジといったスキルは、近接武器の性能を最大限まで引き出すための鍵として機能します。近接育成アセン使い分けアリーナ攻略では、リペアシステムやオーバードライブにおけるHP消費量・回復量などの検証も整理されており、これらの数値を踏まえることで、
- どのタイミングで接近を仕掛けるか
- どの程度までHPを削られても攻め手を継続できるか
- どのスキル発動をトリガーに、近接コンボへ移行するか
といった判断軸を具体的に設計しやすくなります。
ゲーム全体のバランスはアップデートによって調整されることが多く、装備とスキルの数値も変更される場合があります。そのため、アセン構築を検討する際は、ゲームクライアントのバージョンや公式ストアに記載された情報にも目を通し、現在の仕様に合わせてスキル連動を考えることが推奨されます。
このように、装備とスキルを個別ではなく「セット」で考えることで、「この装備を最大限活かすためにどのスキルを採用すべきか」「このスキル構成に合う装備はどれか」といった設計方針が自然に見えてきます。火力・防御・機動・EN管理のどこにスキルで補正をかけ、どこを装備性能に任せるのかを意識しながら構成を組むことで、同じ装備でもワンランク上のパフォーマンスを引き出しやすくなります。
最強候補になり得る装備群
エレクトリアコードで「強いアセンを組みたい」と考えたとき、多くのプレイヤーが最初に気にするのが、いわゆる最強装備候補です。環境はアップデートや追加装備によって変化しますが、それでも長期的に採用されやすい装備には、共通する特徴がいくつかあります。ここでは、部位ごとに評価の高い装備を整理しつつ、なぜ最強候補になり得るのかを掘り下げていきます。
部位最強候補になり得る装備例右手ヘビィバズーカ、グラビティキャノン、各種ドリル左手フィンガービット、レーザーブレード、シザーシールドサブフォトンブレイド、フローズンシューター、クイックビット、パンツァーファウスト頭部キャットイヤー、メタルフォックス、クラーケンクラウン衣装オメガスーツ、バーデックスーツ、アームドカイゼル腰部/リアフォックステイル、チェインシューター、連動ミサイル、オーバーフレア脚部妖のぽっくり、ブライトシューズ背中ヴァリュアヴルポッド改、アドヴァンスドシェル、アクティブバインダー、ギガンティックカノン、タイラントエクステンションII、手裏剣、ツインヘッド、マルチエネルギーキャノン
上記のように、最強候補として名前が挙がりやすい装備には、次のような共通点があります。
- 単体性能が高く、ステータスやスキルが突出している
- 複数のアセン考察やビルド例で繰り返し採用されている
- スキル構成や他部位とのシナジーを考えたときに、伸び代が非常に大きい
右手武器:主砲・主格闘としての「数字の出しやすさ」
右手はダメージソースになりやすい部位であり、最強候補として挙げられる装備も火力と取り回しの両立がポイントになります。
- ヘビィバズーカ
高威力・高衝撃・高弾速を兼ね備えた主砲で、直撃した際のダウン値や削り性能が非常に高いタイプです。射程・弾速・リロードをある程度まで強化しておくと、中距離の撃ち合いで一方的に有利を取りやすくなります。 - グラビティキャノン
重量とEN消費こそ大きいものの、ヒット時の拘束力や範囲攻撃としての性能が優秀で、相手の行動を制限する目的でも採用されます。足の遅いタンク系や、回避をブースト頼みで行う機体に対して特に効果的です。 - 各種ドリル系武器
接近時の瞬間火力に優れ、ヒット中の多段ダメージで耐久を一気に溶かしやすいタイプです。突進速度や射程を強化することで、格上相手でもワンチャンスから逆転を狙える構成になりやすく、近接アセンの主力候補として定番化しています。
左手・サブ:補助火力と防御を同時に担う枠
左手とサブ枠は、主砲を補う追撃役や、防御・自衛を兼ねた万能枠として機能します。
- フィンガービット
分離ビットによる自動射撃と、自衛用の射撃を高水準で両立している装備です。タンク構成では、回避が得意な敵への弾幕・牽制として、高機動構成では追撃や視線誘導として働きます。ビット系スキルや連動系スキルと組み合わせることで、継続火力とプレッシャーを同時に高められます。 - レーザーブレード
左手でありながら、発生速度・モーションの短さに優れた近接武器として活躍します。一閃系の特性から、差し込み・割り込みどちらにも対応しやすく、近接寄りのハイブリッドアセンで採用されやすい装備です。 - シザーシールド
アンカーショットでスタンと引き寄せを付与できるため、近接機が自力で殴りに行く「きっかけ」を作りやすくなります。ガチタンク系のアセンでは、ダメージを受け止めつつ格闘チャンスを創出する重要な盾として採用されることが多いです。 - フォトンブレイド/フローズンシューター/クイックビット/パンツァーファウスト
サブ枠には、近接・射撃・ビット・爆発系と役割の異なる装備が並びます。- フォトンブレイドは、高速発生とリーチを兼ね備えた近接サブで、3点バーストからのキャンセル近接やフォトブレぶんぶん丸といった構成で主役級の働きをします。
- フローズンシューターは、敵の動きを鈍らせつつダメージを与えられる兵装で、タンク系のOD一斉射撃や拘束コンボのパーツとして採用されます。
- クイックビットは、展開硬直の短さと弾速に優れ、デコイ対策や起き攻め、逃げる相手への圧力など、多彩な用途を持つビット兵器です。
- パンツァーファウストは高威力単発攻撃として、硬い敵やブレイクを狙う場面で有効です。
頭部・衣装・脚部:ステータスの「土台」を決める装備
頭部・衣装・脚部は、機体全体のステータスを決定づける重要な部位です。最強候補になり得る装備も、単体性能だけでなく、EN・速度・防御をバランス良く押し上げるものが多くなります。
- キャットイヤー/メタルフォックス/クラーケンクラウン
いずれも射撃・近接・EN・速度補正を高水準で持つ頭部で、序盤から終盤まで長く使える性能を備えています。特にクラーケンクラウンは水中適性も高く、環境やステージを問わず安定した選択肢になりやすいのが特徴です。 - オメガスーツ/バーデックスーツ/アームドカイゼル
衣装はHP・防御補正・状態異常耐性などへの影響が大きい部位です。これらのスーツは、単純な防御性能だけでなく、軽量性やEN周りとの両立も意識して設計されたバランス型の装備となっており、多くのアセンで候補に挙がります。 - 妖のぽっくり/ブライトシューズ
どちらも速度と近接・射撃補正を両立し、さらに重量対性能比が優秀な脚部装備です。妖のぽっくりはギフト入手のためチケット不要で手に入りやすく、序盤から終盤まで主力として使える一方、ブライトシューズは若干性能が高い代わりに入手コストが重くなりがちです。プレミアムチケットの節約を意識するなら、まず妖のぽっくりを軸にアセンを組み、後から余裕が出た段階でブライトシューズへ移行する形も十分に成り立ちます。
リア・バックパック:ダメージソースと補助機能を集約する部位
リアと背中(バックパック)は、火力・補助・防御のいずれか、あるいは複数を兼任する「ギミック枠」として機能するケースが多い部位です。
- フォックステイル/チェインシューター/連動ミサイル/オーバーフレア
フォックステイルは速度とENを大きく底上げし、高速アセンの心臓部として採用されます。
チェインシューターと連動ミサイルは、右手武器やミサイル系装備と連携して弾幕を増やすリア装備で、連動強化スキルと組み合わせることで、短時間に膨大なダメージを叩き出す構成が狙えます。
オーバーフレアは範囲火力と視界制圧を兼ねた兵装として、集団戦や弾幕構成で力を発揮します。 - ヴァリュアヴルポッド改/アドヴァンスドシェル/アクティブバインダー/ギガンティックカノン/タイラントエクステンションII/手裏剣/ツインヘッド/マルチエネルギーキャノン
背中装備は特に「アセンの顔」になりやすい部位で、ここに何を積むかで戦い方が大きく変わります。- ヴァリュアヴルポッド改は、ビームスプレーとメガランチャーを併せ持ち、引き撃ち型アセンや中距離射撃型の主砲として採用されます。
- アドヴァンスドシェルは、フォトンミサイルと大出力スキルにより、アクロバティックアプローチとの連携で長時間の無敵+高火力を実現しやすい装備です。
- アクティブバインダーは光学フィールドと高性能バインダービットを兼ね備え、照射ダメージを軽減しながらビット射撃で反撃できるため、防御と攻撃の両面で優位に立ちやすくなります。
- ギガンティックカノン/タイラントエクステンションII/ツインヘッド/マルチエネルギーキャノンは、いずれも一撃または短時間で大量のダメージを与えるため、ガチタンクや一斉射撃アセンの核となる兵装です。
- 手裏剣はデコイ付き投擲武器を搭載し、近接機が苦手とする引き撃ち相手への牽制手段として機能します。
このように、最強候補装備を「単体性能」だけでなく「どのアセンでどのような役割を担うか」という観点で整理しておくと、自分が目指したい機体ごとに優先して集める装備が明確になります。なお、ゲームの基本仕様やバランスの方針については、配信元である公式ストアの説明も併せて確認しておくと、今後のアップデート傾向を把握しやすくなります。
エレクトリアコード おすすめ 装備比較
ここまで紹介してきた装備をプレイスタイル別に比較していくと、エレクトリアコード おすすめ 装備がどのように役割分担しているかがより明確になります。同じ装備でも、採用するアセンによって評価軸が変わるため、「どのパーツがどの役割を担っているか」を整理しておくことが大切です。
プレイスタイルごとの比較イメージ
プレイスタイル主なダメージ源防御・耐久の要機動力の要序盤高速射撃レーザーライフル系、マルチレーザー小型ビームシールド、キャットイヤーフォックステイル、妖のぽっくり、フェアリーウィング高機動ODマシンガンマシンガン系、ビット兵器軽装+回避スキル高SPDリア装備、軽量脚部ガチタンクOD一斉射撃バックパック火器、フローズンシューターヘビィシールド、アクティブバインダー、重装衣装近接参照射撃オールラウンダーフォトンブレイド、ライトニングワンド、ギガンティックバイス左手盾+中量防具中量リア+脚部でバランス調整高誘導兵器アクロ大出力高誘導ミサイル、ビット、マルチエネルギー回避スキル+適度な防御装備アドヴァンスドシェルの大出力+高速脚部
上記のテキストを、理解しやすいように整理すると、イメージとしては次のような役割分担になります。
| プレイスタイル | 主なダメージ源 | 防御・耐久の要 | 機動力の要 |
|---|---|---|---|
| 序盤高速射撃 | レーザーライフル系、マルチレーザー系 | 小型ビームシールド、キャットイヤーなどのバランス型頭部 | フォックステイル、妖のぽっくり、フェアリーウィングなど |
| 高機動ODマシンガン | マシンガン系、各種ビット兵器 | 軽装+回避スキル(広域回避、回避重視など) | 高SPDリア装備、軽量脚部 |
| ガチタンクOD一斉射撃 | バックパック火器、フローズンシューター | ヘビィシールド、アクティブバインダー、重装衣装 | 脚部性能よりも耐久重視(機動力は二の次) |
| 近接参照射撃オールラウンダー | フォトンブレイド、ライトニングワンド、ギガンティックバイス | 左手盾+中量防具(耐久と機動の両立) | 中量リア+脚部で機動とENをバランス調整 |
| 高誘導兵器アクロ大出力 | 高誘導ミサイル、ビット兵器、マルチエネルギーキャノン | 回避スキル+適度な防御装備(リアクティブ系・中量衣装など) | アドヴァンスドシェルの大出力運用+高速脚部 |
プレイスタイル別に見た「おすすめ装備」の考え方
エレクトリアコード おすすめ 装備を比較する際は、まず自分がどのプレイスタイルを軸にするかを決め、そのうえで主砲・防具・機動枠を選び分けていく流れが分かりやすいです。
- 序盤高速射撃
レーザーライフル系やマルチレーザー系のようなリロード付きEN武器を主砲に据え、キャットイヤーのようなバランス型頭部で射撃補正を底上げしつつ、小型ビームシールドで最低限の防御を確保します。機動力はフォックステイルや妖のぽっくり、フェアリーウィングといった高EN・高SPD装備で支える形が王道です。 - 高機動ODマシンガン
マシンガン系主砲とビット兵器を組み合わせて弾幕を張るスタイルで、被弾を避ける手段として軽装アセン+広域回避や回避重視などのスキルを厚めに積むことが多くなります。リアや脚部は高SPD重視で選び、ヒットアンドアウェイ前提の「当たらないことが最大の防御」という構成になりやすいのが特徴です。 - ガチタンクOD一斉射撃
バックパック火器やフローズンシューターによる拘束から、オーバードライブ一斉射撃で大ダメージを狙うスタイルです。ここでは、ヘビィシールドやアクティブバインダー、重装衣装などで徹底的に防御を固め、短期決戦ではなく長期戦を前提にしたアセンになることが多くなります。移動速度は犠牲になりますが、その分アリーナや高難度ステージでの生存力が高まります。 - 近接参照射撃オールラウンダー
フォトンブレイドやライトニングワンド、ギガンティックバイスなど、近接参照の射撃武器・近接武器を組み合わせることで、近距離〜中距離のどこでも戦える構成を目指します。左手盾と中量防具である程度の耐久を確保しつつ、中量リア・脚部でENと速度のバランスを調整するのが一般的です。極端なワンコンボ火力ではなく、安定して有利展開を取り続けることを重視したアセンと言えます。 - 高誘導兵器アクロ大出力
高誘導ミサイルやビット兵器、マルチエネルギーキャノンなどを中心とした長期戦型で、アクロバティックアプローチや回避系スキルを活かして攻撃と回避を両立させます。アドヴァンスドシェルの大出力スキルを軸に据える場合、発動中の無敵時間や再回避モーションを最大限活用できるよう、高速脚部とEN管理を重視した構成にするケースが多くなります。
同じ装備でも「役割」と「相性」で評価が変わる
フィンガービットやクイックビットのように、装備そのものの性能は変わらなくても、採用するアセンによって役割が大きく変化する例もあります。
- 高速射撃・高機動アセンでは、逃げる敵を追い立てる圧力や、射線を増やして弾避けを強要するための装備として評価されます。
- ガチタンクでは、起き攻めの起点や敵の回避行動・デコイ処理を任されることが多く、攻撃の起点というより「削りと拘束を担当するパーツ」として見るケースが増えます。
また、ブライトシューズと妖のぽっくりのように「数値上は差があるものの、どちらを選んでも十分強い」関係の装備も少なくありません。
- 序盤から入手しやすく、重量対性能比が良好な妖のぽっくりを軸にアセンを組む
- 後から資源やチケットに余裕ができた段階で、ブライトシューズへ乗り換えて最適化を図る
といった段階的な強化プランも現実的です。
エレクトリアコード おすすめ 装備を比較する際には、「この装備が一番強いかどうか」だけで判断すると、環境変化やスキル構成の見直しのたびに評価がぶれやすくなります。「自分のアセンの中で、どの部位にどの役割を任せるか」「その役割に対して、今の装備と比べてどれだけ上振れが見込めるか」といった相対的な視点を持っておくと、装備更新の優先度を冷静に付けやすくなります。
この相対評価の考え方をベースに、最強候補装備の中から「自分のスタイルに本当に噛み合うもの」だけを抽出していけば、無理なく強いアセンを組み上げる道筋が見えやすくなります。
エレクトリアコード おすすめ装備のまとめ
- エレクトリアコード おすすめ 装備はアセン全体の役割で評価する
- 序盤はキャットイヤーや妖のぽっくりなどコスパ装備優先
- 育成は戦術と射撃・近接・防御を軸にバランスよく進める
- 射撃型は右手主砲とバックパック火器とビットが柱になる
- 近接型は射程と発生と誘導と機動力を総合的に見る
- フォトンブレイドやクイックビットは長期的な最強候補装備
- プレミアムチケットは替えの利かない装備に使う価値が高い
- ギフトや裏コイン入手装備と性能が被るものは優先度を下げる
- チェインシューターや連動ミサイルはスキル連動で真価を発揮する
- マルチエネルギーキャノンなど対装甲弾持ちは遅い敵に特に強い
- ガチタンクは盾と重装衣装と高火力バックパックの組合せが軸になる
- 高速射撃はフォックステイルなどで速度とENを厚く確保して組む
- 近接育成では複数の近接武器タイプを使い分ける構成が有効
- エレクトリアコード おすすめ 装備はプレイスタイルごとに異なる
- 自分が目指す最強アセン像から逆算して装備を選ぶのが近道になる
